こんばんは、かもやんです。
米国株投資を始めて感じる、4つのリスク
これから、米国株を買う人はこれを意識してください。
目次
4つのリスク
①為替リスク⇒円高に振れると損
②株価の変動リスク⇒株式投資するなら当然のリスク
③為替手数料⇒リスクとはズレますが、円からドル ドルから円にするときに0.25%の手数料がかかります。
④外国税⇒こちらもリスクとはズレますが、配当金などには外国税10%余計に取られます。
為替リスク
米国株を始める前
今になって考えてみたら当たり前ですが、購入金額すべてに為替リスクが関わります。
誤:1,000ドル@100円/ドルで買った株が1,100ドル@99円/ドルになった。
→値上がり益 100ドル@99円/ドル99=9,900円
当初はこんな計算になると思っていました。
正:1,000ドル@100円/ドルで買った株が1,100ドル@99円/ドルになった。
→購入額1,000ドル@100円/ドル=100,000円 売却額110,000ドル@99円/ドル99=108,900円
→値上がり益 8,900円
これが1つ目の誤算でした。
株価変動リスク
これは株式投資する上では当たり前ですが、値が動きます。
米国株には日本株と違いストップ高、ストップ安がありません。
為替手数料
楽天証券、SBI証券などでは1ドルあたり0.25%の手数料がかかります。1ドル100円で買えるところ100.25円払う必要があります。
売却時は1ドル100円でうれるところ99.75円となってしまいます。
米国株を買って、十分値上がりしたから売るまでの一連の流れで0.5%の手数料がとられます。
為替リスクもあるため、より手数料がもったいなく見えてドルから円に換えるタイミングが難しいです。
かもやんも為替リスクにやられて、ドルで持ちっぱなしになっています。
外国税の徴収
値上がり益には日本国内の税金20%のみですが配当金を受け取った場合、外国税10%取られます。
100ドルの配当金を受け取った場合
100ドル×0.9外国税×0.8日本税=72ドル
なんと3割弱受取額が目減りしてしまいます。
かもやん的解決策
①米国株は高配当投資のみとし、値上がり益は狙わない。
買いっぱなしとすることで、手数料は片道分しかかからず、売ることもないため為替リスクも気になりません。
ただし外国税が徴収されます。
これに対する解決策として確定申告をしてください。
外国に収めた税金を所得税から還付してもらえます。
②投資信託
楽天VTI、eMaxisS&P500のような投資信託を買います。
日本円で購入可能、自動で運用してくれて、日本円で売却可能
税金も20%です。
外国税や為替リスク、為替手数料を考慮しなくて良いので、おすすめです。
デメリットとしては、自動で配当金再投資されるので、不労所得を受け取った感じがしないことです。
かもやん的まとめ
米国ETFと投資信託を組み合わせます。
米国ETFの高配当 VYM SPYD HDVなどを買い配当金をもらいつつ
投資信託でインデックス投資をしましょう。
配当金を受け取れるメリットは再投資に回しても良いですが、旅行や食事、欲しいものを買うお金にできます。
投資信託を切り崩すと元本が減ってしまうので勇気がいります。
とは言え、米ドルばかり持っていては使い勝手も良くないので投資信託も買って日本円でも資産形成をしましょう。
2つのバランスを組み合わせて自分に合った投資手法を模索することが良いかと思います。